2 データによる抽象の構築

文責:@naoiwata

1 章まとめ

  • 計算プロセスと手続きの構築方法を学ぶ.
  • 基本的なデータ(数値)と基本的演算(算出演算)を使いながら学ぶ.
  • 合成手続き及び引数の使い方を学ぶ.
  • 手続きの抽象化方法を学ぶ.

1 章ではプログラムにおける “How” (どう扱うか? どう作るのか?) を学んだ.

2 章でやること

プログラムを使って複雑な現象をモデル化する為に有用な合成データを使いながら, データの “How” を学ぶ. データというプログラムの “What of” (何を? プログラムの扱う対象)を学ぶ

  • 合成データオブジェクトを作る.
  • データ抽象という設計方法を学ぶ.
  • 抽象の壁という設計思想を学ぶ.
  • 手続きだけで合成データを形成できる公認インターフェースを学ぶ.
  • 扱うデータを数値だけにとどまらず, 記号式を扱う.
  • データ「型」を扱う上で重要な汎用演算とその実装に導入するデータ手動プログラミングを学ぶ.

Table Of Contents

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2.1.3 データとは何か?

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2.1 データ抽象入門